秋は温泉が気持ちいい

以前関東地方にあるパワースポットが沢山ある場所に行った。

標高も結構高く秋の夜は少し寒くなるくらいだ。

車で宿へ向かい、途中何ヶ所か散策した。

森の中にあるカフェで小休止しながらお茶を飲み、昔からある大自然に触れて心身共にリフレッシュした。

その後あまり入ったことがない低温のお風呂がある温泉へ向かい、実際に入ってみた。

温泉といえば大体40℃くらいあるが、ここには35℃ほどの低温のお風呂があり、それではいくらなんでも低すぎだろうと思っていた。

しかし、いざ入ってみると、これが不思議なもので全く冷たくない。

この温度でも充分温かさを感じることが出来て、かつこの温度なら長時間でも入っていられる。高い湯温だとのぼせてしまうが低温なのでそれはない。

半身浴をある程度の時間することは健康に良いと言われているが、この時は1時間半以上入っていた。

何もせずにそんなに長く風呂に浸かっていられないと思いきや、これがとても気持ち良くいくらでも入っていられる感じだ。

それより高い温度のお風呂もあったが、そこにも入りつつ結局一番気持ち良かったのがこの低温のお風呂だった。

その後宿へ向かい荷ほどきしてしばし部屋で休憩して夕食となった。

夕食は結構びっくりする健康的な食事で精進料理かと思った。

何せ肉がない。野菜などが中心の料理だった。

しかし味は薄味ながら美味しく頂くことが出来た。

次の日は朝から宿の近くの遊歩道を散歩してから朝食。

その後この周辺を回った。

パワースポットと言われる川に足だけ入ったり、山を散策したり、森へ行って樹々に触れたり、岩に石を立てたり、パワースポットと言われる山へ行ったりした。

不思議と石が立つ

また農作業の体験もし、季節の野菜の収穫もしてみた。

その後また温度へ行き低温のお風呂にまたまた1時間半ほど入った。

本当にこれなら一日中入っていられるのではないかと思うほど気持ちの良いお風呂だった。

この日の夕食は前日と同じような野菜中心の料理だったが、ヤマメの塩焼きがあったのが良かった。

個人的には肉の方が好きなので、少しでも動物性タンパク質があると嬉しい。

しかし、前日の夕食の時に肉が無かったため、いざという時のために途中で寄ったお土産屋で鹿の肉の燻製を買っておいた。

とりあえず夕食でもお腹はいっぱいになったので、鹿の肉は明日食べることにした。

最終日は前日の農作業体験の続きを少しして、その後ほうとう作りの体験をしてほうとうを頂く。

元々ほうとうは大好きだが、自分で作ったほうとうはやはり美味しいものであっという間に食べてしまった。

そしてまたこの日も温泉へ行き、例の低温風呂に入る。

本当になんとも言えない気持ち良さでこの日は時間の関係で1時間ほど入った。

聞くところによると、この温泉のお湯自体に非常に力があるらしく、それもあって低温でも体が充分温まり気持ち良くなるようだ。

こうして二泊三日の旅は終わり、家路についた。

またいつかこの場所に行きたいと思う。

鈴木瑛美子(Emiko Suzuki)デビューシングル_インストアライブ@池袋サンシャインシティ August 28,2019

鈴木瑛美子がいよいよ待ちに待ったメジャーデビューを果たし、インストアライブを開催した。

場所は池袋サンシャインシティ地下1階の噴水広場。

会場に行く途中、まさか道すがら本人に会うことはないよなぁ…という考えが頭をよぎる。

池袋サンシャインシティ地下1階を歩いて噴水広場の場所を確認。

まだCD販売の時間まで1時間ほどある。

とりあえず昼ご飯を食べようと考えていた。

トイレに行こうと歩いていると、「え?!」

まさかの鈴木瑛美子本人が前から歩いて来る。

前髪で少し目元は見えないが、明らかに鈴木瑛美子本人。

そのまますれ違う。

きっと何かの間違いだろうとトイレから出て来て噴水広場へ行こうと前を見ると、20mほど先の柱の所に鈴木瑛美子が立っている。

「え?!」

そのまま少しだけ歩き出すと、鈴木瑛美子と目が合った感じがした。

そのまま静かに後ずさりして回れ右。

何気ないように振る舞い、近くの案内版を見ているフリをしながら、鈴木瑛美子の様子を伺う。

すぐにお父さんがやって来て、鈴木瑛美子と歩いて行った。

まさか本当に道すがら本人に会うとは。

こういうのを引き寄せというのだろう。

後々知り合いになった方々から、声をかければいいのにと言われたが、これからデビューシングルのリリースイベントなのに、声をかけたらまずいかと思い声をかけなかった。

噴水広場へ行くとそこには少し列が出来ていた。

10人程並んでいる。

先頭の方に慣れていそうだと思われる人が立っていたので、話しかけると自然に列になっただけで並ぶように運営サイドから言われた訳ではないそうだ。

その後12時からCD販売を開始するにあたり、慣れていそうな方が運営サイドとなにやら話している。

運営サイドとしてはCD販売後、会場を一気に解放しようとしていたが、慣れている方が、随分前から結構な方々が並んでいることもあり、一気に解放するのではなくCD購入した後で、また並んで列を作り早く来た方々が席を取れるようにした方がいいと提案してそうなった。

運営の案内に従い、順番に席に向かう。

自分は最前列のど真ん中、慣れていそうな方々の隣に座ることが出来た。

しかし、イベント開始までまだ2時間程ある。

隣に座る方と色々話して情報交換。

聞くと三重から来ていて昨日のフラゲのラゾーナ川崎のイベントにも参加したとのこと。

確かに三重からでも来る価値はある。

自分が抱いていた、鈴木瑛美子への感想を話していると、その方も同意見だった。

鈴木瑛美子は世界で活躍出来る、歌の凄さ、関ジャニ∞のザ・モーツァルトを観た感想。

こんな凄い歌手は中々いないと待っている間様々な話をした。

自分は今日はノーアイデアで何も考えずイベントに参加していて、14時の部が終わり、購入者特典であるサイン会が終わったら帰ろうと思っていが、その方曰く、帰ったらもったいないので、17時の部も観た方がいいという。

正直、2回も観る必要があるかなぁと考えていたので、14時の部を観てから考えてみますとしておいた。

開始まであと1時間を切ったくらいだろうか、リハーサルをやるとアナウンスがあり、鈴木瑛美子が登場。

軽く挨拶し、初めてだというイヤモニをつけて、音楽が流れ歌い出す。

ほんの数分だろうか、軽く音を確かめる程度歌っただけだが、14時で帰る考えは吹き飛んだ。

これが鈴木瑛美子の生の迫力かと衝撃的だった。

以前一度だけだが、鈴木瑛美子が恵比寿ガーデンプレイスでお父さんの主催しているゴスペルグループに参加した時、たまたまタイミングよくツイッターで情報を見つけて観に行ったことがある。

ライブでの鈴木瑛美子はやはり違うと感じた。ゴスペルグループのイベントで鈴木瑛美子はソロでは一曲だけ歌った。

それがThis is me。グレイテスト・ショーマンの映画を象徴する曲だ。

あの時も感動したが、いかんせん真冬で風もあり、凍えながら聴いていたこともあり、鈴木瑛美子のパフォーマンスの全てを受け止めきれなかった感があった。

鈴木瑛美子は以前から関ジャニ∞のザ・モーツァルトというカラオケバトルの番組で観ていて知っていた。

テレビでも初めて観た時は衝撃を受けた。

今まで日本の歌手でこれほど心を揺さぶられる人は居なかった。

特に印象深く何度も涙したのが、Superflyの「愛を込めて花束を」。

何度観たか分からないが、感動して涙が止まらない。

何度も観ているうちに、ふと記憶が蘇り、以前録画しておいたジャクソン5のI WANT YOU BACKの女の子が頭に浮かんだ。

録画を探して観てみると、そこには12歳の瑛美子ちゃんが元気に楽しく歌っていた。

「あーこの子だったんだ!」

と、記憶が繋がって驚いた。

それだけ鈴木瑛美子の歌は心に響いていたのだと思う。

個人的には様々なジャンルの曲を聴くが、鈴木瑛美子の歌を聴くと、音楽の中でも特に好きなクラシック音楽を聴いた時の感動と同じような感動がある。

運営サイドからイベントが始まる案内があり、前奏と共に鈴木瑛美子が登場。

曲は映画「ジャージーボーイズ」の「Can’t Take My Eyes off You」

登場すると会場の雰囲気がなんとも言えない華やかな雰囲気に変わった。

この曲は知っているが、ちゃんと聴いたことはない。

曲の進行と共に、自分の気持ちも上がってくる。

そしてサビになった時、あの鈴木瑛美子の高音のソニックブームが襲ってきた。

テレビで幾度となく体感したが、生での迫力は尋常ではない。

関ジャニ∞のザ・モーツァルトでレギュラーやゲストの表情が一変するが、これがそうなのかとシビれていた。

楽しそうに自由に歌で自分を表現する鈴木瑛美子。

後から観れるように動画を撮っていたが、観ながら撮るのは集中力が分散する。

それでも鈴木瑛美子の歌は凄まじい威力だ。

Can’t Take My Eyes Off Youの後に鈴木瑛美子が自己紹介。

まさにこの日、8月28日にデビューした訳だが、今までゴスペル中心に歌ってきたが、これからは様々なジャンルの曲を歌って幅を広げていきたいことや、来てくれたファンに対する感謝の言葉などを話した。

この曲に関しては、彼女自身が惚れて歌おうと思って歌ったとのこと。

続いて、映画ドリームガールズのI’m Changingを歌う前に何故歌おうと思ったのかを語った。

思い入れのある曲とのことで、思い入れとは中高バレー部だった彼女が、中学生の時に腰の骨を折る怪我をして、半年くらいリハビリをすることになり、部活を離れていた時期があったそうで、戻って来た時にはチームが既に形成されており、自分の居場所がなくなっていたとのこと。

部活をやっていた時には、結構強くこうして、ああしてと言うことがあり、きっとその時のツケが回ってきたんだろうと後悔して、自分がこれからはサポートに回って皆んなの中に入れるように頑張ろう、私が変わろうと思っていた時期にこの曲を聴いていたと語った。

そして歌が始まる。

初めて聴いた曲だったが、鈴木瑛美子の圧倒的な表現力がここでも発動。

高音のソニックブームも襲って来る。

思い入れもあるからだろうか、彼女の気持ちが伝って来る。

歌詞が英語なのでそのままは分からないが、伝わるものは伝わってきた。

歌い終わるとカバー曲を歌う理由を語った。

彼女自身はカバー曲とは呼んでおらず、1曲目は好きで歌いたいと思って歌ったのでカバー曲と言えるが、2曲目は一度自分の経験とリンクさせて吸収して歌っているものなので、人の曲をただ自分が表現しただけのただの歌だと思っているとのこと。

その本当の意味するところは定かではないが、他の人の曲を歌うにも理由があるということだけは分かった。

続いてデビューシングルのうちの一曲、鈴木瑛美子自身の作詞・作曲によるSoul Full of Musicの紹介から始まる。

男友達の多い彼女が友達と2人で出掛けることがあり、それを両親が心配する訳だが、何にもないんだからいいじゃん、という心境や音楽に対して、自分の音楽を決め付けず、色んなジャンルの曲を取り入れたりとか、歌だけでなく趣味の写真も仕事とリンクさせつつ色んなことを持っていけたらいいという思いを詰め込んで子供っぽい歌詞に大人っぽいビックバンドのアレンジをしてもらったとのこと。

歌が始まると確かにビッグバンドの雰囲気。

ただテンポが速い上に歌詞に英語が混じっていてすんなり入ってくるのは難しいかったが、後から歌詞を読んでなるほどと思った感じだ。

色んな思いが詰まってる。

最後の曲がデビューシングルのいわゆるA面というような、FLY MY WAYだった。

既にYoutubeではデビューシングルの曲の動画がアップされていたので観ていたが、実はこの曲、自分が抱いている鈴木瑛美子のイメージより、おとなしい感じがしていて、少々物足りなさを感じていた。

鈴木瑛美子と言えば、ドカーンと高音を出す感じが好きなのだが、それが余り無いと感じていた。

しかし、歌い始めると、動画とは明らかに違う。

3曲聴いた時点でライブで聴けばこの曲も違うだろうと予想出来ていたが、想像を遥かに超えていた。

この曲は鈴木瑛美子が作詞・作曲を手がけており、それならば致し方ないと思っていたが、そんなものはどこかへ吹き飛んでいた。

FLY MY WAYは鈴木瑛美子がデビューするにあたり、家族や友人達から嬉しい反面、遠い存在になる寂しさを聴いていた鈴木瑛美子が、物理的に離れることはあっても、気待ちはずっと側にいる、寂しく思わないで…というメッセージが込められている。

歌い始めると曲が進むにつれてこちらも盛り上がってくる。

彼女の思いを聞いたので、そんなことも頭にあったが、やはり圧倒的な表現でこちらは感動の嵐にさらされていた。

感動と衝撃のあまり気付けば終わってた感もあったが、全て歌い終わり感謝の言葉と共に鈴木瑛美子は舞台袖へと手を振りながら消えていった。

その後CDの購入特典のアナザージャケットサイン会があった。

自分はサインをもらいながら鈴木瑛美子へ声をかける。

「世界で輝ける人になると確信してます、応援してます」

と、かなりの熱量で話したせいもあってか、「わー、ありがとうございます!」

と、びっくりされた。

その後17時から2回目を観たが、今度はスマホで録画せず自分の心に焼き付けた。

今回参加してみて感じたのは、ライブでなければ分からないことが沢山あることだった。

鈴木瑛美子が登場すると、場の雰囲気がパーっと明るくなんとも言えない良いものに変わる。

そして、鈴木瑛美子から人柄の良さ、優しさ、柔らかさ、温かさ、そんなものが伝わってきて、まるでお日さまのようだった。

20歳とは思えない、言葉では言い表せない風格。

新人歌手なのに自信に満ち溢れている。

歌い始めて出て来る圧倒的な表現力。

話をしている時も全身を使って表現している感じがする。

鈴木瑛美子は歌手というより表現者だと感じたのもライブだったからだ。

丸々、その存在自体がありのままの自分。

小さな子供のようで、無邪気で、表現することを楽しんでいる。

声と体全てを使って自分を表現している感じ。

あの醸し出している雰囲気…ボーイッシュな感じ、男前な感じも伝わってくる。

澄んだ力強い目。

見た目もとてもキュート、チャーミングで可愛いが、それだけではなく、とても人間的な良い表情をした顔立ちだ。

あの歌が鈴木瑛美子そのものを表している。

自分自身を愛している故の他者を受け入れられるゆとりから来るのか、来ているみなを優しさ柔らかさで包み込んでいるように感じる。

歌っている最中も会場の一人一人を見ているようだが、時折目が合った時の真剣なあの目は一体何なのか?

透き通っていて、真っ直ぐに見ている。

何故か挑戦状を突き付けられてる感じもした。

そして突然頭に浮かんだ。

あの目は、This is me

これが私。

歌っている時の鈴木瑛美子のその目は、これが私という目をしていた。

こうして鈴木瑛美子のインストアライブは終了。

感動の嵐が去り、感動疲れという中々経験したことがない疲れを感じながら会場を後にした。

この日のことは恐らく忘れることはないだろう。

歌詞と音楽

自分は個人的に音楽を聴く時、歌詞は重要ではないと考えていた。

結構言葉にこだわる方なのだが、歌詞があることで何か縛られてしまう側面があると思っていたからだ。

今まで聴いてきた音楽の中で、ずっと心に残り、何度聴いても感動するのは、英語の曲かクラシック音楽だった。英語は分からないため、歌詞が入ってこない。

歌詞があるとどうしても言葉で音楽が制限されてしまう感じがしていた。

言葉の限界というか、音楽を言葉で表すのは難しいと思っていた。

鈴木瑛美子のインストアライブに行って以来、特にFLY MY WAYに関しては、英語の部分も日本語に直して何度も聴くようになった。

どういう気持ちで、どんな人に対して歌っているかライブで聴いたことも大きかった。

もう1つの曲、Soul Full of Musicも英語が多用されているので、訳して聴いている。

音楽を言葉で全てを表すことは出来ないという考えはまだ変化したか分からない。

しかし、鈴木瑛美子の曲は少なくとも歌詞があって音楽として成立している。

鈴木瑛美子の曲を今後も聴き続けて、自分の考えがどうなっていくか楽しみである。

ザリガニと釣り堀プール

その昔、とある場所に不思議な一帯があった。

そこは小さな川が流れていて、ザリガニや小魚などが沢山とれた。

この川は恐らく田んぼの農業用水路の役割があったのだろう。

このあたり一帯には田んぼがあった。

近くには普段は釣り堀、夏はプールという、今では考えられない珍しい釣り堀兼プールの施設があった。

近くにプールはあるが、混んでいる時など入場制限があったのか、この釣り堀を兼ねたプールを利用していた。

このプールは当然釣り堀の時から水は入れ替えていると思うが、何せ釣り堀も兼ねているので(というかプールを兼ねているという方が正しいが)正直気持ち良く入れる感じではない。

まず水に入る段階で最初の勇気が試される。

釣り堀だけあって中はコケだらけで魚の匂いがプンプンしてくる。

その中に入るのはなかなかの勇気が必要だ。

水に入った次に必要な勇気は頭をつけて水の中で目を開けること。

何度もいうが、ここは釣り堀なのだ。

魚ならまだしも子供達は人間だ。

想像してみればわかるが、要は釣り堀に裸になって入り、更には目を開けて水の中を泳ぐのだ。

しかし子供達は泳ぎたい一心で勇気を出して目を開けて泳いでいた。

泳いだ後は体からプールと同じ匂いがしてくる。

シャワーがあったのか定かではないが、珍しい夏の風物詩だった。

この釣り堀兼プールの近くにザリガニや小魚がとれる場所があったが、魚が流出していたようで、大きめの魚も見かけることがあった。

子供達は小さな網を片手に小道を進む。

時にはズボンをまくって水の中に入り、主にザリガニをとっていた。

川の中にある石をどけるとザリガニがぴょーんと出て来る。

それをすかさず網ですくうのだ。

時にはそーっと近づいて手でとることもある。

川の中を良く見ていると、一箇所だけ水が湧き出てる所があり、かなり綺麗に見えるので、この水は飲めるのではないか?などと子供達は思った。

暑い日など、どうしようもない時は飲んだとか飲まなかったとか。

ザリガニの産卵の時期になると、お腹に沢山の卵を抱えたザリガニもとれる。

オスとメスに関わらず子供達はザリガニをとって遊んでいた。

最近ザリガニをとる時は網でとったり手で捕まえたりするよりも、棒などに糸をつけてスルメイカなどつけて釣る光景を目にする。

ここでは手で捕まえるか網ですくうのが主流で釣ることはなかった。

時にはとったザリガニを家に持ち帰ってお母さんに怒られるパターンも存在した。

お母さんからするとこんなもの持って帰って来てどうするの?

という感じなのだろう。

ザリガニは女性には分からない男のロマンが詰まっているのである。

男の子なら誰しもザリガニに興味を持つ時期があるだろう。

クワガタやカブトムシと並んで、ザリガニとりは男の子のたしなむ遊びとして以前から存在していたのである。

しかし、ザリガニを家で飼うのは難しく、水槽の水を入れ替えても所詮は小さな水槽なので1週間程で全滅の憂き目にあう。

なのでいつしか家に持って帰ることはなくなる。

子供達はやがて成長し、この場所の存在すら忘れてしまう。

子供達が足しげく通った不思議な場所。

夏の終わりと共にその思い出も、また心の奥へとしまいこんでしまうことだろう。