『ネガティブな感情』という言葉

人間は生きていると日々色々な感情が湧いてくる

嬉しい出来事があれば嬉しい気持ちになるし

一人きりになり寂しい気持ちになったり

突然不安な気持ちになったりする

寂しい気持ちや不安な気持ちを

『ネガティブ』な気持ちというが

その『ネガティブ』という言葉に違和感を覚える

人間なのでネガティブな感情が湧いてくることは自然なことであるし

それがないのはむしろ不自然だろう

ネガティブというと何か良くないような印象がある

確かに嬉しくはないので良い感情ではないかも知れない

しかし人間なのでネガティブな感情が湧いてくるのは自然だ

辛い気持ちや不安な気持ちを

『ネガティブ』な感情というと

あたかも持ってはいけないように感じてしまう

人間である以上寂しい気持ちや不安な気持ちは自然な感情なので

その意味からすると

『ネガティブ』という言葉を使って寂しい気持ちや不安な気持ちを表現するのは

あまり好ましくないなぁ…思った

どんな感情であれ

それが人間としての自分の感情なのだから

『ネガティブ』という言葉でくくらず

『自然な感情で持っていて当然』

というように捉えた方が

『そうか…そういう時もあるよね』と

自分自身で受け入れらるのではないだろうか

辞書でネガティブの意味を調べると

『否定的』という意味も出てくる

そこから『ネガティブ』な感情というと

『否定的』な感情というように繋がってしまい

『持ってはいけない』というようになるのかも知れない

例えばテレビを観ていて

そこに主人公として自分が登場したとしよう

その主人公の自分に辛いことがあって元気がなかったとする

その時の自分に

他の誰かが

『そんな顔してないで元気出しなよ』

『そんな顔するのは良くないよ』

というようなことを言っていたら

自分の感情を否定されているようで

『そんなこと言ったらかえって落ち込んじゃうよ』

と思うのではないだろうか

その時

『そんな顔してないで元気出しなよ』

と言われるより

『どうしたの?何かあったんだね…でも人間だし色々あるから』

『そういう時もあるよね』と

言われた方が気持ちが楽になると思う

そういう意味で

やはり『ネガティブ』な感情というより

『自然な人間の感情』として

当然なんだ

人間だから

落ち込んだり不安になったりすることもあるんだと

それが自然な人間の感情として

捉えていけばいいのだと思う

他人に対して

『今はネガティブになってるんだね』

という言い方は余りしないとは思うが

自分の中で

『今はネガティブな感情になってる』

というより

『自然な人間の感情であってもいいんだ』

『それは否定するようなものではないんだ』

そのように自分自身で意味付けをしてあげた方が良いと思う

理論上の問題として

ネガティブとポジティブと分ける必要が出てくるケースはあるだろう

しかし

自分の中では

『自然な感情なんだなぁ』

不安だったり寂しい時

そういう感情でもいいんだよ…と

持っていてもいいんだよ…と心の中で自分自身に声をかけてあげたい