ルチアーノ・パヴァロッティとトゥーランドット

ルチアーノ・パヴァロッティ…

言わずとしれたイタリアのオペラ歌手。

出身地はイタリアのモデナという場所。

モデナといえばフェラーリの拠点がある。

音域はテノールで「神に祝福された声」、「キング・オブ・ハイC(三点ハの王者)」、「イタリアの国宝」と言われており、「輝かしい高音が魅力のオペラ歌手」と言われているようだ。

プラシド・ドミンゴ、ホセ・カレーラスと共に3人で三大テノールと言われているのは有名な話しだ。

日本に来日した時、美空ひばりの「川の流れのように」を歌った動画もある。

来日したこともあり、日本の曲として選んだと思われるが、他にも日本の曲を披露したかは定かではない。

何故その曲を選んだのか、理由は分からない。

パヴァロッティが歌う、プッチーニ作曲の歌劇「トゥーランドット」の「誰も寝てはならぬ」をあらためて聴いた。

この「誰も寝てはならぬ」も有名な曲だ。

動画好きの人なら、ポール・ポッツが、とあるオーディション番組で優勝する曲になったあの曲といえば分かるかも知れない。

「誰も寝てはならぬ」は、以前から何度も聴いているが、自分の大切な人に紹介するため、久しぶりにあらためて聴いてみた。

大切な人に紹介するからには幾つかある動画の中でもなるべく良いものを紹介したい。

紹介しようと選んだ動画を観始めると、最初の歌い出しから、「ハッとする」という感じで、すぐに心の奥に響いて来て、涙が溢れてくる。

聴いていると何かが吹き飛んだ。 

自分の感覚になってしまうが、心の奥に何か物凄い太さでズドーンと届いて来る。

感覚的にだが、良い意味で、何か心の中を深くざっくりえぐられるという感じだ。

因みに、鈴木瑛美子が歌うChoosing hopeという、とあるゲームのエンディングで使用されている曲の、最後の最後のロングトーンで、何かを吐き切ったような、似たような良い意味でえぐられる感じがする。

鈴木瑛美子はその時身悶えするのだが、パヴァロッティのこの動画では、最後のロングトーンで吐き切ったという感じなのか、表情が変わる。

このパヴァロッティの歌声は宇宙まで届くのではないかと思うほど、心の奥に届いてくる。

人間は一つの小宇宙と言われるが、その小宇宙の奥に届くのだろうか。

「輝かしい高音が魅力のオペラ歌手」

と言われているが、鈴木瑛美子の歌を聴いていると、その声が輝いていると感じる。

特にあの、モーツァルトのとある回で歌った全ての曲で、凄まじい輝きを放っていた。

あの輝きは僭越ではあるが、パヴァロッティ以上の輝きだと感じた。

声が輝いていると感じたのは、鈴木瑛美子が恐らく初めてだ。

その時を境に歌手によっては「この人の歌は声が輝いている」と感じるようになった。

ただし、自分がそう感じる歌手は極稀だ

そしてふと思い返して、「声の輝き」ってなんだろう?何故自分は声の輝きと表現したのかと疑問に思った。

声の「響き」ならまだ分かる。

しかし、声の「輝き」なのだ。

しかし、それは考えても分からないと府に落ちた。

何故ならば、声の輝きとは、自分がそう感じているからだ。

つまり声の輝きとは、自分が感じている、「感情・感覚」のこと。

何故「輝きなのか?」という問いかけは、「思考・理性」になる。

感情・感覚は思考・理性とは別もので、思考で感情を捉えようとしても無理があるのだ。

いずれにしても、パヴァロッティの歌声は世界中の人を魅了し、世界中の人の心を震わせる。

今回観た動画では、パヴァロッティが歌い終わると、凄まじい拍手と共にスタンディングオベーションが起こる。

大切な人に紹介しようとあらためて観たパヴァロッティのトゥーランドットの誰も寝てはならぬ。

実は夜にこれを観てしまったので、心の中の何かと共に眠気まで吹き飛んでしまった。

本当にパヴァロッティの歌声には心を貫かれた。

またまたあらためて、聴き続けようと思える曲に気付けた。

紹介しようとした大切な人に感謝してる。